そろそろ、メインの部分のカスタマイズについて考えてみたいと思います。
ヘッダーについてもまだまだあると思いますが、「CSSでのTwenty tenカスタマイズ」をひととおり考えたら、今度は実際のテーマファイルを編集したりしながら、さらに考えてみたいな、と思っています。
Twenty Tenのレイアウト
さて、まずやってみたい事の代表として、やはりレイアウトの変更という事があるのではないでしょうか。まず、どのように設定されているのか見てみたいと思います。style.cssの67行目当たりに記述があります。
#container { float: left; margin: 0 -240px 0 0; width: 100%; } #content { margin: 0 280px 0 20px; } #primary, #secondary { float: right; overflow: hidden; width: 220px; } #secondary { clear: right; }
ID名やクラスなどがどのような構成になっているかと、全体のレイアウトについては「Twenty Ten テーマの構成(レイアウト)-1」と「Twenty Ten テーマ 全体のレイアウトのカスタマイズ」でざっと触れているので参考にして下さい。
Twenty Tenでサイドバーを右に寄せているしくみ
まずはこれがどういうことのなのか見てみます。少し分かりにくいので順番にみていきます。
- まずは「container」が100%の幅でおかれています。
- 「content」のことは考えずにサイドバーにあたる「primary」だけをおいてみます。右寄せにしても、「container」が100%の幅であるので、見える所にはやってきません
- そこで「container」にマイナスのマージンを作ってやると、「primary」がそこに引っ張られてやってきます。
- 「content」をいれてみますが、幅を指定してないので100%の幅になってしまいます。
- そこで左右にマージンをとります。右は「primary」が充分入るマージンになっていますね
う〜〜ん。float関係の説明は難しいですね。特にこのネガティブマージン。。
分かりやすく書いてみたつもりですが、どうでしょうか。
ちょっと力つきたので、次に続きたいと思います。
コンテンツと、サイドバーの幅の変更、サイドバーを左に、そして3カラムに変更、まで挑戦したいと思います。
*(注)この図では「container」のなかに「primary」が入っているように見えますが、実際のソースでは「container」>「content」で、「primary」は外に出ています。「container」と「primary」を「main」で囲っています。