WordPressを使うとき、記事を書く他にいろいろと基本の設定をしたりしますね。カテゴリーやタグを決めるときや、ユーザーのプロフィールを設定するときに「説明」という欄がありますが、これを活用してますか?
カテゴリーやタグでは、
「この説明はデフォルトではあまり重要な意味を持ちませんが、これを表示するテーマも中にはあります。」
プロフィールでは、
「プロフィールに添える簡単な自己紹介を書き入れてみましょう。この情報はテンプレートを編集すればサイトに表示できます。」
などというコメントが書いてあるので、なんだか微妙な感じです。
でも、Twenty Tenではしっかり表示してくれるので、ちょっと使いどころが分かりにくい、この2つの項目について調べてみたいと思います。
カテゴリーやタグの説明
新規でカテゴリーやタグを追加するときに、名前やスラッグなどを設定する所の下にテキストエリアがあって、「説明」と書いてあります。ここですね。
ここにそのカテゴリーやタグについての解説などを書き込むと、右側の一覧にも表示されます。こんな感じ。
これがTwenty Tenではどこで使われるかというと、カテゴリーやタグのアーカイブのページです。このブログではこんな風に表示してます。
カテゴリーやタグの説明のコード
この「説明」の部分のコードを見てみましょう。
<h1 class="page-title">カテゴリー別アーカイブ: <span>CSSで考えるTwenty Ten カスタマイズ</span></h1> <div class="archive-meta"><p>WordPress3のデフォルトテーマであるTwenty Tenのカスタマイズを、CSSの面から考えていきます。</p> </div>
「page-title」というクラス名のついたページのタイトルの中にカテゴリー名がspanで囲まれて入っています。その下に「archive-meta」というクラス名がついて表示されてます。デフォルトでは特に装飾もなくでてきますが、しっかり、divで囲まれてるので、いろいろできそうな感じです。
プロフィール情報
プロフィールの管理画面「あなたについて」で、プロフィール情報を書き込む事が出来ます。これが、どこで使われるか、というと、まず、作成者別アーカイブのページです。カテゴリーやタグの説明と同じように、ページタイトルの下に出てきますが、ちょっと複雑です。
<h1 class="page-title author">作成者別アーカイブ: <span class='vcard'><a class='url fn n' href='' title='' rel='me'>作成者名</a></span></h1> <div id="entry-author-info"> <div id="author-avatar"> <img alt='' src='' class='avatar avatar-60 photo' height='60' width='60' /> </div><!-- #author-avatar --> <div id="author-description"> <h2>作成者名 の紹介</h2> プロフィール情報がはいります </div> <!-- #author-description --> </div><!-- #entry-author-info -->
「entry-author-info」というdivで囲まれ、アバターと自己紹介文が表示されます。こんな感じです。
また、個別記事のページで、記事本文の下に、作者別アーカイブへのリンク付きで表示されます。
プロフィール情報やカテゴリーの説明を使ってサイトを充実
プロフィール情報は、特に複数でブログを更新している場合などに便利そうです。スタッフブログのようなものでプロフィールが表示されていると親しみがわきそうですね。
カテゴリーやタグの説明も、上手に使えば、ブログの内容に深みが出たり、読んでくれる人によりわかりやすいものになったりするような気がします。
アイディア次第ではいろいろと膨らみそうな感じ。
せっかくデフォルトで使えるこの機能、使ってみてはどうでしょうか?
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